女子1部王座2日目の結果について連絡させていただきます。
vs広島大学
D1 吉田③・高橋① 3-6,6-2,10-8 梅林・石田
D2 岩尾②・漆原② 6-0,6-2 前田・瀬崎
S1 吉田涼音③ 2-6,1-6 梅林咲甫
S2 岩尾なごみ② 0-6,0-6 石田紗月
S3 高橋宝良① 6-1,7-5 前田美彩希
計3-2で山口大学の勝ちが決定致しました。
D1では1セット目を落としてしまい、後がない展開でした。しかし、セット間にしっかりと切り替えることができました。高橋は怪我の影響もあり、満足いくプレーが難しい中で、今できることを考え、確実にポイントを重ねることができました。相手がストレートアタックを多く打ってくる選手であったため、ポーチよりもストレートケアを多めに行い、ストレートを打たせる展開も作れたと思います。緊張した場面でも打ち切れたこと、タイブレークを取り切れたことは自信につながりました。
D2では、デュースも多く、アドバンテージを取られることもありましたが、そのポイントをしっかり抑えて、無駄なゲームを取られずに勝ち切れました。2面進行で試合が展開されてた中で、早めに勝つことで、横で戦っているD1にも勢いがつき、相手チームの焦りにもつながったと思います。
S3では、怪我の痛みと戦いながら、取れるボールと諦めるボールを見極め、勝ち切ることができたと思います。また、2セット目は競りながらも、サーブゲームでは0や15など相手にあまり点を取らせずにキープできていたことも、安定してゲームを取ることに繋がり、最後にブレイクをとれた勝因だと思います。
S2では相手の調子が良く、ミスも少なく左右に振り回してくる苦しい展開の中で、ノータッチエースを取られる回数を極力抑えて、ロブやスライスを使い、しっかり粘れていたと思います。なかなかゲームを取れない辛いゲーム展開でしたが、隣でしているS3にプレッシャーがかからないよう時間を稼いでくれたと思います。
S1は、山口大学の勝利が決定した状態での試合であり、モチベーションを保つのが少し難しく、自分の調子を上げることができませんでした。しかし、そこでもう一回集中して勝ち切ることが必要だと思います。今後の団体戦ではそれを意識して頑張りたいです。
2日目の試合では、勝った試合だけでなく、負けた試合も、しっかり時間を稼ぐ、諦めないなど、全体的なチームの勝利に繋げる戦いができました。また試合に出ていないメンバーも怪我をしている選手のケアや、相手チームの分析など、とても試合がしやすい環境を整えてくれました。そこが勝利につながったと思います。
差し入れ、応援をしてくださった高橋選手のお祖父様、お祖母様、吉田選手の親御様と関係者の方、ありがとうございました。